AntiGravity 開発ワークフロー マニュアル¶
📁 docs/dev-environment/artifact/20260428_023445_antigravity_workflow.md
本ドキュメントは、MyLab環境における「Google Antigravity(Gemini CLI)」を用いたAI協働開発の標準ワークフローをまとめたものです。
1. 基本コンセプト¶
「計画の合意までは慎重に、合意後の作業は全自動で爆速に」
Antigravityエージェントは自律的に動作しますが、意図しない破壊的変更を防ぐため、「必ず作業前にプランを提示して合意を得る」プロセスを挟みます。 一方で、合意が取れた後の作業においては、ユーザーの「Approve(コマンド承認)」の手間を極限まで減らすため、内部ツールを優先的に利用して一気にタスクを完了させます。
2. 標準ワークフロー(シーケンス図)¶
sequenceDiagram
autonumber
actor User as ユーザー
participant AG as Antigravity
participant Git as Git/GitHub
User->>AG: 1. タスク・Issueの依頼
note over AG: 関連ファイル・過去ログの調査
AG-->>User: 2. 実行プランの提案
opt プラン修正
User->>AG: 修正指示
AG-->>User: プラン再提案
end
User->>AG: 3. プランの承認(GOサイン)
note over AG: 【高速・自動実行フェーズ】
note right of AG: 内部ツールを使用し<br>Approveの手間を極力スキップ
AG->>AG: 4. 実装作業(コード・ドキュメント作成)
AG->>AG: 5. 事後処理スクリプト実行<br>(post_task_runner.py)
note right of AG: ・レジストリ更新<br>・Credentials更新<br>・会話ログの自動保存
AG->>Git: 6. 差分のCommit & Push
AG-->>User: 7. 完了報告
3. 各ステップの詳細¶
① タスクの依頼¶
- 解決したいIssueや実装したい機能、バグ修正などをチャットで指示します。
- 関連するIssue番号や参考ファイルがあれば伝えるとスムーズに調査が進みます。
② 実行プランの提案(合意形成)¶
- Antigravityが現状を調査し、どのような手順でコードを書き換えるか、どのファイルに影響があるかを箇条書き等で提案します。
- ※この段階ではまだコードは書き換えません。安全第一で進めます。
③ プランの承認¶
- 提案内容に問題がなければ「お願いします」「進めて」などと返答してください(修正が必要な場合は指摘してください)。
④ 自動実装フェーズ(爆速処理)¶
- 承認後、Antigravityは極力「内部ネイティブツール(ターミナルでのApproveポップアップが不要なツール)」を利用してコードの編集を一気に行います。
- ユーザーは途中で承認ボタンを押す必要なく、別の作業をしながら待つことができます(※Gitコマンド等、一部の外部通信を伴うコマンド実行時のみApproveを求めます)。
⑤ 事後処理の自動化 (Hooks代替)¶
- 実装が終わると、Antigravityは必ず
python scripts/post_task_runner.pyを自律的に実行します。 - これにより、ツールレジストリ(
docs/claude-tools-registry.md)の同期や、会話ログの保存が忘れずに行われます。
⑥ コミット&プッシュ¶
- すべての処理が終わった後、一連の変更を
git commitおよびgit pushまで自動で行います。 - 関連Issueがある場合は、メッセージに
Closes #XXXなどを付与して自動でIssueをクローズさせます。
4. 今後の拡張:Issue駆動バックグラウンドエージェント¶
上記はVSCodeやIDEを開いている際の対話型ワークフローですが、別環境(デスクトップPCのDocker等)では以下の「非同期ワークフロー」も並行して稼働します。
- 概要: ユーザーがスマホなどからGitHub Issueに
agent:draft-neededラベルを付与する。 - 処理: デスクトップPC側で常駐しているワーカー(
projects/background-worker/)が10分間隔で検知。 - 結果: ワーカー内のGeminiが叩き台(コードやドキュメント)を生成し、Issueに自動でコメント・PR作成を行う。
これにより、移動中などに思いついたタスクの「最初の叩き台」が、PCを開いてAntigravityに声をかける頃にはすでに完成しているという、高度なAgentic開発体験を実現します。