ブラウザ自動化ツール比較:Playwright MCP vs AntiGravity vs Claude in Chrome¶
作成日: 2026-02-16
概要¶
| Playwright MCP | AntiGravity | Claude in Chrome | |
|---|---|---|---|
| 開発元 | Microsoft | Anthropic | |
| ベースモデル | モデル非依存(MCP経由) | Gemini 3 Pro(+ Claude/GPT対応) | Claude Sonnet 4.5 |
| 提供形態 | OSS(MCP Server) | エージェントファーストIDE | Chrome拡張 + Claude Code |
| 提供開始 | 2024年〜 | 2025年11月〜 | 2025年8月〜(ベータ) |
| 料金 | 無料 | 個人無料 | Claude Codeのサブスクに含む |
機能比較¶
| 機能 | Playwright MCP | AntiGravity | Claude in Chrome |
|---|---|---|---|
| クリック・入力 | ✅ | ✅ | ✅ |
| フォーム操作 | ✅ | ✅ | ✅ |
| スクリーンショット | ✅ | ✅ | ✅ GIF録画も可 |
| 動画・GIF記録 | ❌(要別途設定) | ✅ タスクリストに自動添付 | ✅ GIF形式 |
| コンソールログ取得 | ✅ | ✅ | ✅ |
| ネットワーク監視 | ✅ | ✅ | ✅ |
| アクセシビリティスナップショット | ✅ | ❌(DOM/スクショベース) | ❌ |
| JavaScript実行 | ✅ | ✅ | ✅ |
| マルチタブ管理 | ✅ | ✅ | ✅ |
| ログイン状態の共有 | ❌ ヘッドレス/別ブラウザ | ❌ 別Chromeプロファイルで隔離 | ✅ 既存ブラウザのセッション使用 |
| CAPTCHA対応 | ❌ | — | ✅ 手動対応へ切替 |
| セッション分離 | ✅(ヘッドレスor別プロファイル) | ✅(専用Chromeプロファイル) | ❌(既存セッション共有) |
アーキテクチャ比較¶
Playwright MCP¶
- MCP Server として動作し、任意のAIエージェント(Claude, GPT等)から呼び出せる
- ヘッドレス or ヘッドフルのChromeを独立起動
- アクセシビリティツリーベースの操作 → DOM構造を理解した高精度な操作
- 63種類以上のブラウザ操作ツールを提供
- 他のMCPツール(GitHub MCP等)と組み合わせて利用可能
AntiGravity¶
- 専用ブラウザサブエージェントを起動(ブラウザ専用モデルを使用)
- 別Chromeプロファイルで動作 → 既存クッキー・履歴から完全隔離
- Editor・Terminal・Browserの3サーフェスを横断して自律動作
- タスク実行の記録(動画・スクショ)を自動管理
- セキュリティ重視設計
Claude in Chrome¶
- Chrome拡張機能 + MCP経由で接続(
claude --chrome) - 既存ブラウザのログイン状態を共有 → ログイン済みサイトへの操作が容易
- Claude Codeとブラウザのコンテキストをリアルタイム同期
- Chrome / Edge のみ対応(Brave・Arc等は未対応)
- CAPTCHA等は手動対応へ自動切替
向き不向き¶
| ユースケース | 推奨ツール | 理由 |
|---|---|---|
| E2Eテスト・CI/CD組み込み | Playwright MCP | ヘッドレス動作・セッション分離・高精度 |
| Webスクレイピング(未ログイン) | Playwright MCP | シンプルで高速、OSS |
| ログイン済みサービスの操作・テスト | Claude in Chrome | 既存セッション共有で再ログイン不要 |
| エージェントに複雑タスクを委任 | AntiGravity | Editor/Terminal/Browserを跨いだ自律動作 |
| セキュリティを考慮した自動化 | AntiGravity / Playwright MCP | セッション分離 |
| Claude Codeと連携した開発・デバッグ | Claude in Chrome | コンテキスト同期、開発ループに統合 |
| モデル非依存な自動化基盤 | Playwright MCP | 任意のLLMから呼び出し可能 |
まとめ¶
- Playwright MCP → 最も汎用性が高く、OSS・モデル非依存。テスト・スクレイピング・CI統合に最適。アクセシビリティツリーベースで高精度。
- AntiGravity → エージェントが自律的にEditor/Terminal/Browserを横断。ブラウザは隔離環境で動作するのでセキュリティ重視の業務に向く。
- Claude in Chrome → Claude Codeの開発フローに統合。既存ブラウザのログイン状態をそのまま活用できるため、開発中のWebアプリのテスト・デバッグに最適。