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MCP Server グローバル設定ガイド

概要

MCP (Model Context Protocol) サーバーは、AI アプリケーション(特にLLM)が外部リソース、ツール、データソースと安全にやり取りするための標準化されたインターフェースです。

AntiGravity IDE では、MCPサーバーをグローバルに設定することで、すべてのワークスペースで利用可能なツールやリソースを追加できます。

MCPサーバーの主な機能

  • Resources: ファイルのようなデータ(APIレスポンス、ファイル内容など)
  • Tools: LLMが実行できる関数やアクション(ファイル読み書き、データベースクエリなど)
  • Prompts: 特定のタスクを実行するための再利用可能なプロンプトテンプレート

グローバル設定の方法

方法1: コマンドパレットから設定

  1. コマンドパレットを開く
  2. Windows/Linux: Ctrl + Shift + P
  3. macOS: Cmd + Shift + P

  4. MCP設定を開く

  5. MCP: Open User Configuration を実行
  6. または MCP: Add Server を実行し、「Global」を選択

  7. 設定ファイルが開く

  8. mcp_config.json ファイルが開きます

方法2: エージェントパネルから設定

  1. エージェントパネルを開く
  2. エディタ上部のエージェントパネルにアクセス

  3. MCPサーバー管理を開く

  4. 「...」(三点リーダー)メニューをクリック
  5. 「MCP Servers」または「MCP store」を選択
  6. 「Manage MCP Servers」をクリック

  7. 設定ファイルを編集

  8. 「View raw config」をクリック
  9. mcp_config.json が開きます

設定ファイルの場所

Windows

%APPDATA%\Code\User\mcp_config.json
または
~\.gemini\antigravity\mcp_config.json

macOS

$HOME/Library/Application Support/Code/User/mcp_config.json

Linux

$HOME/.config/Code/User/mcp_config.json

設定ファイルの構造

stdio型サーバーの例

{
  "mcpServers": {
    "my-custom-server": {
      "type": "stdio",
      "command": "python",
      "args": ["-m", "my_mcp_server"],
      "env": {
        "API_KEY": "your-api-key-here"
      },
      "envFile": ".env"
    }
  }
}

HTTP型サーバーの例

{
  "mcpServers": {
    "remote-server": {
      "type": "http",
      "url": "https://example.com/mcp",
      "headers": {
        "Authorization": "Bearer YOUR_TOKEN"
      }
    }
  }
}

設定項目の説明

項目 説明 必須
type サーバータイプ(stdio または http
command 実行するコマンド(stdio型のみ) stdio型の場合 ✓
args コマンドライン引数の配列 -
env 環境変数のオブジェクト -
envFile 環境変数ファイルのパス -
url サーバーのURL(http型のみ) http型の場合 ✓
headers HTTPヘッダー(http型のみ) -

利用可能なMCPサーバー例

1. ファイルシステムサーバー

ローカルファイルシステムへのアクセスを提供

2. GitHubサーバー

GitHubリポジトリの操作を提供

詳細な設定手順: MCP_GITHUB_SETUP.md
設定例: config/github_mcp_examples.md

3. データベースサーバー

PostgreSQL、MySQL、BigQueryなどへのアクセス

4. Google Cloudサーバー

GCPサービス(AlloyDB、BigQueryなど)へのアクセス

セキュリティ上の注意

[!CAUTION] MCPサーバーは、ローカルマシン上で任意のコードを実行できます。信頼できるソースからのサーバーのみを追加してください。

  • サーバーを追加する前に、発行元と設定内容を確認してください
  • AIにアクセスを許可するディレクトリは慎重に選択してください
  • APIキーなどの機密情報は環境変数や.envファイルで管理してください

設定の優先順位

設定は以下の優先順位で適用されます(上が優先):

  1. 管理設定(IT/DevOps チームによる展開)
  2. コマンドライン引数
  3. ローカルプロジェクト設定(.vscode/mcp.json
  4. 共有プロジェクト設定(.claude/settings.json
  5. グローバルユーザー設定(mcp_config.json ← 今回の設定

トラブルシューティング

サーバーが表示されない場合

  1. 設定ファイルのJSON構文が正しいか確認
  2. AntiGravity IDEを再起動
  3. 「Manage MCP Servers」ビューを更新

認証エラーが発生する場合

  1. APIキーや認証トークンが正しいか確認
  2. 環境変数が正しく設定されているか確認
  3. OAuth認証が必要な場合は、認証フローを完了させる

参考リンク

次のステップ

  1. 使いたいMCPサーバーを選択
  2. 設定ファイルに追加
  3. 必要に応じて認証情報を設定
  4. AntiGravity IDEで動作確認